高野氏館跡の工事現場(クリックで拡大)

無残!高野氏館跡の消失!

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ブルが土を掘っている。北側に土が盛られて、3週間前の面影は無い。 北側の竹林は無くなり、杉が少し残っていた。 西側の堀(お墓側)も徐々に埋められていくのでしょうね。

 年末だと言うのに、ブルが土をならしている。何も師走のこの忙しいのに、遺跡をぶっ壊さなくても・・・。ブルドーザーなどの機材が投入され、遺跡脇・東側には工事小屋が仮設されていた。
 切り株も何もかも削られて、低くなっていた。寒空に高野氏の悲しみが聞こえるようだ。
 歴史民族資料館の職員の話では、市で保存・展示して、入場料とっても採算が合わないため、現状保存は無理とのこと。何しろこの広さですから、地主も不動産会社に売却したのでしょうとのことでした。要は、市で買取・保存するには資金が無いとのことなのでしょう。
 まさに地獄の沙汰も金次第ですね。