水府志料

茨城県史料・近世地誌編に収録されていた水府志料を見つけた。

 茨城県史料・近世地誌編に,「水府地理温故録」「水府志料」「常陸紀行」「利根川図志」の四種の地誌が収録されていた。
 
 ただし「水府志料」は本文の説明上欠くことのできないもの以外の古文書は,割愛。また挿図も省略されてる。
 
 何故,「水府志料」を探していたのかと言うと,今は林は入れないのとは別に,那珂町史の各記事の後の「注」によく,「水府志料」という著書を目にしたからである。

 残念な事に随分と割愛されたり,図画所略されたりしているが,片鱗は覗けるのでは無いかと,県立図書館から,切にお願いをして娘に探してきてもらった。クリックで拡大です。

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茨城県史料・近世地誌編に収まっている。昭和43年の発行で,発行者は当時の県知事・岩上二郎氏だ。編者は茨城大学教授・瀬谷義彦氏(当時だと思う)学生の頃そういえば,居たような?気もする。アノ頃は全く興味が無かったけど,今思えば残念な事をしたかな? 2番目にP213~P400まで膨大な量だ。まだ読んでないが,これから目を通していこう。4月いっぱいだからねと娘に念を押されてる。「延長ありだよね」と言うと「予約が無ければね」と言う冷たい返事(~_~;) 著作憲法違反かな?中は本当に図が省略されていて文字だけである。ざっと見て解った事は旧那珂町には,福田と菅谷には館はあったが,後台には記載が無いということだ。実際旧那珂町の南側には館跡がない。未発見なのか?実際に無いとすれば何故なのか?