趣味の重複?
住んでる地域は台地 溜池が多く 田んぼも多かった 水の管理が重要な地域で 水の管理をする地域の権力者の館群のある地域だ。(中世の遺構) その溜池に 数十年前は自然豊かで日本産の淡水魚が多かった 勿論「雷魚」も 今は・・・・外来魚に占拠された。 そして、観光の目玉として白鳥の飛来がある。
那珂市の地図。中心地の溜池だけだけど記載,左下から時計回りに。市の管轄らしく,すべて金柵で囲んで危険の言葉が記されている。入ってはいけないようだ。 | |
大佛溜。如何にも雷魚がいそうだが,釣りをしている人を見たことがない。対岸(画像の後ろになる)に以前寺があったので大佛の名がついたのか?寒さで南側は凍っていた。少し汚いし、葦がたくさん生えていて釣りには不向きかな? | |
野中溜。今浚渫・護岸工事中。いつの間にか東側に赤い鳥居が出来ていた。白鳥が居る時もある小さな溜だ。此処らは水が出るので館跡はないようだ。釣りをしている人も見ない。 | |
駒潜溜西側。如何にも岸が自然な感じだが,人工の溜池かもしれない。此処で知人が酒に酔って落ちて亡くなった。釣り人見当たらず。 | |
一ノ関溜。白鳥の飛来地だ。餌をみんなが遣るのでたくさん来る。市役所の前の公園にあり,小白鳥が多い。 | |
一ノ関溜は、今は無き一ノ関館(館主・藤咲丹後守)。館主がこの溜の管理権を持っていたと見られる。雷魚はいそうも無いが・・・釣り人も見られず | |
宮の池東側。今は西と東に別れていて宮の池公園になっている。昔は鯰なども獲れたらしいがマムシの宝庫だったそうだ。当然雷魚も居たと思われるが,今は聞かない。此処は竹之内館の藤咲丹後の嫡子丹後が管理権を持っていたといわれるが,既に竹之内館跡は欠片もない。 | |
弁天池。今は水はなく,葦が生えている。雨季には水が溜まりそうだ。池の西に高いところがあり祠がある。中に大黒様のような像が入っていた。当然魚は居ない | |
五台溜が通称。性格には上宿溜。柵はあるが,釣り人が多い。以前は雷魚も多かったが,今はブラックバスとブルーギルと,鯉、鮒などがいる。ここの水を管理していた館は不明。もしかして近くの中学校の以前の姿が山だったので,其処に館があったのかもしれない。堀の内館とは遠すぎる。 | |
茨野溜。小さい溜だが底が粘土質になっていて箆鮒が釣れるとか。釣り人多い。ハンノキの実も此処で採っていた。此処の溜の管理は東崎館かもしれないが定かではない。館の裏でなく前に在るのが不自然。水は沸いているのか流れ込む川はない。あふれた水は暗渠を通って用水路に入る | |
まだまだ溜池はある。中世の水の管理者の館跡が明確なところもあるが,不明なところも多い。地形も変っているので推測の域を出ないんだろうな。館との関係で水の流れを明確にしていくのも面白いと思う。 |
幾ら市で入るな危険と書いて柵を作っているが,魚の居る溜では釣り人が多い。上宿溜,茨野溜などは結構釣り人が多い。でも雷魚の話は聞かなくなった。ナンデダロ~ォ乂(゜◇゜ ))*1(( ゜◇゜)乂ナンデダロ~ォ,外来ギョのせいよ~♪カムルチーも外来魚だけど,魚食性が違うから駆逐され無かったのに。残念だぁ |
*1:゜乂゜