滅び行く遺跡
那珂市は江戸氏系列の館跡がたくさん残っている。
が、都市化の勢いに負けて
ここ数年で
中之坊東の一部、一ノ関、高野屋敷が完全に消滅した。
更に都市計画で道路がまたまた遺跡(館跡)の真ん中や一部を破壊する。
その現在進行形状態をUPしてみた。
高野屋敷(中縮東館)跡は千年の杜という名で売り出され、完売した模様。遺跡は消滅 | |
一部痕跡の残っていた一ノ関館跡には、学びの杜という名でただ今分譲販売キャンペーン中。遺構のかけら一片も残ってない。家の建築も始まっている。西隣が小学校なので学びの杜か~σ(^◇^。安易だ!学校が群れてるのは此処じゃないんだけどな。 | |
仲の坊東館跡は主郭は残ったものの、南側は消滅。ただ今ときわの杜として分譲販売中。売れた分は工事が始まっている。既に1件は出来上がっていた。発掘説明会から1年もしないうちに早いものだ。 | |
都市計画で出来る道路が遺構をぶち切る?掠める?地天館跡。既に道が半分以上切り開かれてる。 | |
↑が延長した先には、高内館跡がある。其処を一部破壊するはず。参るよね~。何でこんなに狭い那珂市に道路が必要なわけ? | |
先祖が作ってきた文化や遺産を壊すのは簡単だ。最も地主の遺構の維持費も馬鹿にならないんだろうが、もう二度と見ることは出来なくなる歴史的な文化財だ。何とか残す方法はないものだろうか? |